満月の夜に優しい甘噛みを
青空の反応を楽しみながら

私たちはお弁当を食べ続けた。

窓からの視線に気づくことなんかなく・・・。

昼休み後の授業10分前・・・

「あれ・・・」

「どーしたの?曖來。」

「生徒手帳が見当たらなくて・・・」

「え!?それやばいじゃん!

どっかに落としたんじゃない?」

「もしかして・・・

今日玄関でもみくちゃになった時に落としちゃったのかな。」

「ありえる!

玄関行ってみたら?」

「うん。そーする。ダッシュで行ってくる」

教室から飛び出し玄関へと向かった。
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