満月の夜に優しい甘噛みを
「この辺に・・・」
下駄箱の下をあさる。
でもどこにも見当たらない。
(・・・やっぱないかぁ。)
もう諦めて教室に戻ろうとした時
頭にコツンと衝撃がきた。
「痛っ。」
「何やってんだよ。」
聞き覚えのある優しい声に顔を上げる。
「・・・あっ。昨日の。」
その手には曖來が探していた
生徒手帳があった。
「お前、昨日目気にしすぎて落としてたぞ。」
「わざわざありがとうございます。
でも・・・」
生徒手帳にはこの学校の住所は細かく書かれていないはず。
なのにこの学校にたどり着いた。
「でもどうしてここが分かったんですか」
下駄箱の下をあさる。
でもどこにも見当たらない。
(・・・やっぱないかぁ。)
もう諦めて教室に戻ろうとした時
頭にコツンと衝撃がきた。
「痛っ。」
「何やってんだよ。」
聞き覚えのある優しい声に顔を上げる。
「・・・あっ。昨日の。」
その手には曖來が探していた
生徒手帳があった。
「お前、昨日目気にしすぎて落としてたぞ。」
「わざわざありがとうございます。
でも・・・」
生徒手帳にはこの学校の住所は細かく書かれていないはず。
なのにこの学校にたどり着いた。
「でもどうしてここが分かったんですか」