満月の夜に優しい甘噛みを
「・・・あ、ご、ごめん。

強く言いすぎた・・・」

「・・・いいよ。俺が悪いんだし。

ごめん。」

「じゃ、じゃあ。

私もう帰らないと・・・。」

「・・・うん。じゃあ。」

私はその場を急ぎ足で去った。

気まずくて、理解ができなくて、意味不明で、

怒りと悲しみで・・・。
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