満月の夜に優しい甘噛みを
数分後・・・

「・・・え?曖來たち帰ったのか?」

「うん帰っちゃった、ごめんな。」

帰ったのか・・・。そっか。

心がずきずきと痛む。

「・・・凛叶怒ってる?」

「いや。怒ってない。

帰ろーぜ。爽河。」

「凛叶・・・実は。」

「・・・ううん。やっぱ何でもない。」

爽河は何かを隠すようにした・・・。
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