満月の夜に優しい甘噛みを
そこから曖來の返事は返ってこない。

・・・俺だけが好きだったのかな。

俺が辛い時、支えてくれたのが曖來だった。

俺といると不幸にさせるっていっても

全然きかないとことか、

誰に対しても優しいとことか、

俺はそんな曖來に




いつの間にか恋をしていた。

気づいた時には遅くて、

曖來を笑顔にしてあげることはできなかった。

でも・・・。

俺だけがこんな気持ちだったのかもしれない。

そんな俺に返ってきたのはこんな言葉だった。

「私も凛叶のことが好き。」
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