満月の夜に優しい甘噛みを
曖來は少し照れながらそう言った。

夢みたいだった。

夢なのかもしれない。

(・・・かわいいこといいすぎだろ。)

自分の顔が熱くなっていくのを感じながら、

俺は曖來に言う。

「・・・俺も大好き。

愛してる。」

見つめあったまま名前を呼び合う。

自然と顔と顔が近づき唇が触れる瞬間・・・





・・・

「・・・はーい、すとっぷ!」
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