満月の夜に優しい甘噛みを
「・・・ふぅ。

さすが曖來ちゃん。

そういうと思ってたよ。」

爽河くんはいっつもの笑顔で私の頭を撫でる。

「・・・じゃあ次は。

凛叶の番だよ。」

そういって爽河くんは凛叶をみる。

「・・・わかった。

いえよ。」

顔を赤くしながら早口でいう。

爽河くんの顔つきははまた真剣になっていた。
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