満月の夜に優しい甘噛みを
「・・・ちっ。めんどくさい奴だな。
俺もそろそろ・・・っと。
曖來見ていくか。」
ガラッ・・・。
「・・・ぐっすり寝てる。」
曖來の寝顔を見ながらそう呟いた。
(・・・意外とかわいい顔してるな。
そんな顔してるから危ない目に合うんだぞ。)
俺は曖來の崩れた前髪を直しながらそんなことを思っていた。
白い首筋。白い肌。
(・・・やばい。
我慢しろ俺。
これ以上いると・・・)
吸血行動に走るのを何とか抑え、
自室に足早に戻った。
ボーン・・・ボーン・・・ボーン・・・
0時を知らせる鐘の音。
ゴクッ・・・ゴクッ・・・ゴクッ・・・ゴクッ・・・
はぁ~。危なかった。
曖來をまた苦しめる所だった。
自室に戻った俺は冷蔵庫に山のように積まれた
濃いトマトジュースを飲みながらそう思っていた。
俺もそろそろ・・・っと。
曖來見ていくか。」
ガラッ・・・。
「・・・ぐっすり寝てる。」
曖來の寝顔を見ながらそう呟いた。
(・・・意外とかわいい顔してるな。
そんな顔してるから危ない目に合うんだぞ。)
俺は曖來の崩れた前髪を直しながらそんなことを思っていた。
白い首筋。白い肌。
(・・・やばい。
我慢しろ俺。
これ以上いると・・・)
吸血行動に走るのを何とか抑え、
自室に足早に戻った。
ボーン・・・ボーン・・・ボーン・・・
0時を知らせる鐘の音。
ゴクッ・・・ゴクッ・・・ゴクッ・・・ゴクッ・・・
はぁ~。危なかった。
曖來をまた苦しめる所だった。
自室に戻った俺は冷蔵庫に山のように積まれた
濃いトマトジュースを飲みながらそう思っていた。