満月の夜に優しい甘噛みを
「やばっ。

美弥俚~!

後でノート写させて~

おねがーい」

「いいよ。

しょうがないな~まったく

もう書くことないらしいからはい。」

そういって美弥俚はノートを私に貸してくれた。

「ありがとう!この恩は必ず返すから~」

「ハハッ。いいっていいって~」

美弥俚と話しながら私はノートを必死で写した。

「ねぇねぇ。6限自習でしょ?」

「あ~うん」

「時間あるから屋上行こ!」

「いいね~行こ行こ~」

私はノートを写し終えた後に美弥俚と屋上に向かった。
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