満月の夜に優しい甘噛みを
ガチャ・・・

「曖來~。私のマニキュアどこにあるか

・・・ってその人は?友達?」

「う、うん!友達!ね?」

私は彼に「話あわせて!」と目で送った。

「はい。・・・こんにちは。

いっつも曖來さんにお世話になってます。」

「こちらこそ。

仲良くしてくれてありがとうね。

ゆっくりしててってね〜イケメンくん。」

(お姉ちゃん確実に凛斗のことタイプだな。)

「・・・はい。」

凛叶と私は靴を脱いで2階の部屋に向った。

ガチャ・・・

「・・・ふ~ん。部屋こんな感じなんだ。」

「うん。そうだよ!」

「俺どこいればいい?」

「あ~、

どこでも!好きな所いていいよ!」

「私クッキー持ってくるから待ってて。」

1階に向おうとしたその時凛叶が私の腕をつかんだ。
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