満月の夜に優しい甘噛みを
「・・・俺の過去を話すよ。

お前に全部。

お前ならいいかなって思った。

話しても。

受け入れてくれるよな?」

「うん。」

凛叶はそういって過去の事を話しだした。

凛叶は話し終えてからもずっと穏やかな目のままだった。

私は話に大きな衝撃を受けた。

でも、信じて話してくれた凛叶を私は受け入れようと思った。

悲しい過去を乗り越えた凛叶を・・・



私は思いっきり抱きしめることしかできなかった。
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