満月の夜に優しい甘噛みを
俺は少し怒り口調でそう言った。

・・・恥ずかしかったから。

「ごめんごめん!いいっていいって!

凛叶とはずっと友達でいたいから!な?」

そう言った爽河の顔は少し赤くなっていた。

「・・・顔赤っ。ハハッ。

お前、曖來と変わんねぇーぞー?」

「う、うるさい!!お前も人のこと言えねぇーぞ。

それより、ご飯食べるぞ!ご飯」

そういって爽河はキッチンに向かった。

その日の夜はお好み焼きを2人仲良く食べた。
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