満月の夜に優しい甘噛みを
「・・・あれ誰?曖來の知り合い?」

「・・・うん。ちょっとね。友達!」

「・・・そっか。彼氏かと思ったし。

めっちゃ嫉妬してたし、ハハッ」

「・・・そんなわけないない。」

「・・・だよな。なわけないな。ハハッ」

「もう・・・!そんなことより・・・」

「美弥俚のこと・・・。大丈夫?」

「・・・俺諦めないから。」

「・・・え?」

「あいつが付き合ってても俺は諦めない」

「・・・青空らしいね。

頑張って私も応援してるから。」

「・・・おう!ずっと好きだから。美弥俚のこと。

大丈夫!心配ありがとな。」

そういって青空は屋上の扉を開けて去っていった。

少し鼻をすすらせながら・・・。
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