最初で最後の恋。
初恋。
家に着いてから、
なんだか懐かしい夢を見ていた気がする
もう思い出せないけど悟にいのことを考えていた気がする
何故だろう、ここはどこだろうと少し起き上がると私の部屋だった
悟にいが連れて来てくれたのかと目を細め時計を見るともう夕方、お腹減った、ユキのことでお昼ごはんも食べてないから
ご飯を作ろうと起き上がろうとすると手に違和感を感じた
その手には大きくて細くてでも少しごつごつしてて男の人って感じの手、
悟にいの手が置かれている
悟にいは私のベットに少し体を載せ寝ていた、
きっと撮影が続いて疲れていたんだろう
そう思っていたら急に驚きと戸惑いが同時に攻めて来て、
もうひとつこの困惑する状況に喜びを抱いてる自分も居て何がなんだかわからなくなってぷしゅうと音を立ててパタリベットにもう一度倒れた
その衝撃で目を覚ましたのか悟にいがきゅっと手を握りのそりと起き上がった
すると少し起き上がっている私を見て久々に見た子供のような無垢で純真な笑顔で嬉しそうに笑うと寝ぼけているのか私をぎゅうっときつく抱きしめた。
「カエデ、」