無口な私の復讐劇
計画ズレちゃうじゃん。
ズレてもどちにしろ殺すんだけどね。
「わ、わかった。待ってる。」
泣きすする声が聞こえる。
フフフ、早く来て。
そして皆死んでしまうの。
体育館倉庫は私の思い通りの場所なんだから。
あ、その前にあいつらが来る前に仕掛けしなきゃ。
ガラッ。
ドアを開けると虫のオモチャを回収。
奥から沼田佳子がやってきた。
「華恵~!…じゃない、山田さん?どうゆうことよ!私を閉じ込めて!」
「フフフフフフ、お前らは今から死ぬ」
「な、なに言ってるの?」
私は六限目にあった科学の授業の時に理科準備室からクロロホルムを取ってきた。
そしてそれをハンカチに染み込ませ、沼田佳子の口にやった。
するとすんなり眠ってくれた。
倉庫の奥へでも入れておこう。
あとはこの箱の中の…。
フフフフフフ。
これは堤華恵達が来てからのお楽しみだなぁ…。
あ、バタバタと足音が聞こえてきた。
さすが、藤川ルイ以外はデブだからね。
さて、またさっきの所に隠れておきますか。
「佳子!佳子!どこにいるの?」
「「佳子~!」」