無口な私の復讐劇

矢田月音は嬉しそうに目を輝かせる。

「ありがとう!!
明日九時にここにくるね」

「わかった」

なんだコイツ。

変なやつだ。

フフフ、まぁいい。

会いに行くのはめんどくさいから殺せるチャンスが増える。

「じゃあまた明日!」

「うん、また明日ね」

フフフ。

じゃあどこに行ってどう殺すか決めないと。

あぁ、ラスボスを倒した感が半端なくってすごくスッキリしている。


矢田月音を殺す必要はある…?

何もされてないのに…?

いや、こいつも私を見殺しにした。

あいつらの仲間だ。

殺すんだ…。

殺すんだ……!!

そう決意して私は眠りについた…。
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