初恋。
first story side鈴
ピピピピピ!ピピピピピ!ピピピ....
毎朝毎朝あたしの部屋でけたたましく鳴り響く目覚ましの音
「ん.....朝....?」
なんて寝ぼけちゃってるあたし
しばらく布団の中で黙っていると
ものすごい勢いで部屋のドアが開き
8歳下の妹があたしの上にまたがってくる
「ねぇちゃん!!朝だよ!起きなよ!」
なんて言ってあたしを思いっきり揺さぶりたたき起こそうとする
......重い
「......重いから。起きるからおりて.....」
あたしがそう言うと妹は満足そうな顔をして
あたしの上からおりた
そして
「お母さーん!ねぇちゃん起こした!」とリビングに向かって叫んでいる
「すごぃわねー。ごくろうさま。早くご飯食べに来なさい。」
「はーぃ」
妹はそう言うとまたすごい勢いで部屋を出て行った
毎朝毎朝妹にたたき起こされるあたしのみにもなってみろ!
お母さんのばかー

自分で起きれないあたしが悪いのか
あたしは素早く学校へ行く準備をすませ
お母さんと妹のいるリビングへ向かった
そしてご飯を食べ家をあとにした




あたしの今1番好きな場所
学校へ向かった
< 1 / 18 >

この作品をシェア

pagetop