『今は平和過ぎて…』


しかし、ハル子は私の気持ちを察したように、ハル子はにこりと笑った。
うじなで結んでいる髪を傾け、笑った。

「ありがとうございます。あけてもいいですか?」

ハル子の質問に、私は静かに頷く。

ハル子はゆっくりとプレゼントの包みを開ける。

時計が顔を出すと、ハル子は、まぁ、と嬉しそうな声をあげた。
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