ハイドアンド・シーク<自己解釈>【短編】
ハイドアンド・シーク

プロローグ

『前の明香は好き。でも今の明香は嫌い』

そう言われた瞬間、私は目の前が真っ暗になった。

……ああ、恐れていたことが。

とうとう、嫌われてしまった。

頑張って嫌われないようにしていたのに。

『……どういう…ことなの?』

前の私って、なに?

今の私って、なに?


ーー本当の私って、なに?ーー


ーーはあ……
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