アナタの過ち



「腹減んない?」

『うん、でもご飯あるんですか?』

「母さんが何か作ってあるから。下降りよう」

リビングのテーブルには、ご飯とちょっとしたおかずが置いてあった。

調度やっていた映画を見ながら食べる。


『ごちそうさまでした。私片付けるね』

「じゃあ俺風呂入ってくる」

『うん』

「お前は?」

『私は入ってきたからいいよ』

「わかった」

2人分の食器を洗いながら考える。

”Sayaka”がいても、きっと夜はいつもと同じだろう。


だって、男は男で変わりない。



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