アナタの過ち


皆の輪に入れないもどかしさを感じながら、両手足ひっかけて鉄棒にぶら下がる。


その時。

近づいてくる誰かの手により、私は背中から地面に落ちた。


目からは次々と涙が溢れ出す。

落ちた痛みと、落とされた恥ずかしさ。


見上げると、皆普通に遊んでる。

私なんて、いないかの様に。



言葉のない威圧。恐怖。

そして、疑問。



今、何が起きたの?





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