アナタの過ち



そうだね。
墜ちたのはこの日から。

君は、
初体験なんてどうでもいいと言った。

心は違ったのに。

また鈍感なフリをして。

現実から逃げたんだ。


体なんて、どうってことない。

危機感も感情もさらに薄れた私は、色んな男達と遊ぶようになった。

そんな事を繰り返し続けた。

なにかを埋めるように、なにかを求めた。

気が付けば高校生。

今までと違ったタイプの男と出会った。


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