自殺少女と花見の少年
3日目
今日も昨日と同じで、雲ひとつない快晴 とまではいかないが、よく晴れていた。

彼女は純白のワンピースを着ていて、太陽の光を受けてキラキラと輝いているように見えた。


ただ、それを着ている本人は曇り顔でキラキラと輝く様子すらない。


悩みを消す。

そうは言ったものの、話で聞いただけであって彼女が本当に親や学校の人たちにどんな事をされているのか僕は知らない。


だから、どうやったらそれが消えるのかもわからない。

勢い任せに言ってしまったが、言ってしまったからにはどうにかしなければならない。

だけどその方法が今は思い浮かばない。

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