自殺少女と花見の少年


春休みでする事も無いし、運動不足気味なので、散歩がてら一人で近所にある神社で花見でもしようと歩いていた。



家から五分程の距離にある神社には、今年も美しく凛と桜が咲いていた。




神社の鳥居をくぐり、その神社にある沢山の木々の中で一番大きい木の、桜の木の下に行く。

その桜の木は優しい太陽の光と、薄く淡いピンク色が混じってなんとも言い難い雰囲気を醸し出している。


< 2 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop