自殺少女と花見の少年
「今の・・・?」



「お母さん。多分コンビニにご飯買いに行った。中で待ってよう」



彼女は家の扉を開けて中へ入っていく。

僕も挙動不審になりながら中へ入る。



「おじゃまします・・・」



中は普通に綺麗で、親からの虐待で辛いから死にたい と言う少女が住んでいるとは思えなかった。



「あたしの部屋に行こ」



そう言って彼女は階段を上っていった。



「う、うん」



彼女の事だから入った瞬間に 変態 とか言われるのではないかと少し心配になったがそんなことも無く普通に部屋に入れてくれた。

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