魔法×秘密
私はといえば…
『猫ちゃ〜ん。』
……
『可愛いね〜』
……
全然ダメです、懐いてくれません
さっきから猫ちゃんに完全スルーされまくる私
どうしたら良いのーー!!!
『はぁ…』っとため息を吐いた時、
__ニャーオ
猫が突然もぞっと動いたかと思うとそのまま私の腕から抜け出して……
『え、あ、ちょっと待ってどこ行くのーー!』
何かを目掛けて一直線に走り出した猫を慌てて追いかける
そっちは___
『危ない!背中!!』
私が叫んだと同時に振り向く男の子
そこですごい跳躍を見せた私の猫はその男の子の顔の高さ辺りまでジャンプ!!
あぁぁ…なんで寄りによって
絶対怒られる
『ごめんなさ……いだっ!』
もう少しで猫に手が届きそうってところで運悪く私は足を机の角にぶつけそのまま
__ドサッ
「………っ」
『ゔっ…』
男の子を押し倒す感じで倒れこんでしまった。