魔法×秘密
『うわぁ、豪華!』
キッチンに行くとテーブルの上には私の好きなハンバーグやグラタンなどがたくさん用意してあった。
「当たり前でしょ、大切な1人娘のお誕生日なんだもの!」
お母さんは袖を捲し上げて「えっへん」と笑う。
「ただいまー。」
そのタイミングで玄関からお父さんの声がした。
いつも仕事が忙しくて帰って来るの遅いのに…今日は早く仕事終わったのかな、それとも……
『お父さん!お帰りなさい!』