腕の中
でもここで事件が発生。


…喉乾いた。お水…飲んでも怒られないかな?


お水を探そうと見ていなかった隣をフッと見ると、気持ちよさそうに寝ている…陸翔が居た。


こんなそばで寝てたなんて気づかなかった。


…勝手にお水飲むのも気が引けるし。悪いけど起こしてみようかな…?


「り、陸翔…」


慣れない名前を呼ぶ。


すると、あんなに気持ちよさそうに寝てた陸翔の目がぱちっと開き、


「ん?どーした?」


と、とっても優しい顔して返してくれた。
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