10代~突き通した我が儘~
邪魔になりそうだから、俺は夢ちゃんの所に行こうかな~。
「来都さんじゃんっ」
「なんで、1年の教室に!?」
「かっこいい~」
色々飛びまう言葉。
結局俺は、夢ちゃんの教室を探しに来ていた。
3組、だったっけか?
「ゆーめちゃん?」
3組の教室に向かって声を出した。
キラキラ光る、茶色の髪。
「ら、いと君?
来都君っ!!」
俺に向かって走り出す夢ちゃん。
本当に、可愛い俺の彼女。