【Berry's Cafe版】やっぱり君にはかなわない〜花と光と奏でSS
おまけ~煌暉&紫音~響③
『よかったんですか?』
「何が?」
『お話……途中だったんじゃ』
「何でもないって言ってたじゃん」
『でも、私が来たからじゃ……』
「何言ってんの?」
『でも…』
「"でも"はもういいから」
『だけど…』
「紫音?同じ意味だよ?塞ごうか?」
『……………』
「ハハッ 可愛い」
『……………』
「紫音、名前呼んで?」
『?』
「俺の名前」
『煌暉くん』
「やっぱいいな。紫音に呼ばれんのが一番"クる"」
『くる?』
「"ク・る"」
『?』
「抱きしめて、キスしたい」
『!?』
「冗談だよ………の反対」
『……………』
「今さらだな。俺が冗談で言うわけないじゃん。いつだって本気」
『……………』
「そんな顔見せたら、ほんとに今すぐするよ?」
そう言って、つないでいた手を持ち上げ、その甲へとキスを落とした。
「今は、これでガマンしてあげる。あとでな」
俺がニッと笑顔を向ければ、紫音の顔がさらにまっ赤に染まった。
「何が?」
『お話……途中だったんじゃ』
「何でもないって言ってたじゃん」
『でも、私が来たからじゃ……』
「何言ってんの?」
『でも…』
「"でも"はもういいから」
『だけど…』
「紫音?同じ意味だよ?塞ごうか?」
『……………』
「ハハッ 可愛い」
『……………』
「紫音、名前呼んで?」
『?』
「俺の名前」
『煌暉くん』
「やっぱいいな。紫音に呼ばれんのが一番"クる"」
『くる?』
「"ク・る"」
『?』
「抱きしめて、キスしたい」
『!?』
「冗談だよ………の反対」
『……………』
「今さらだな。俺が冗談で言うわけないじゃん。いつだって本気」
『……………』
「そんな顔見せたら、ほんとに今すぐするよ?」
そう言って、つないでいた手を持ち上げ、その甲へとキスを落とした。
「今は、これでガマンしてあげる。あとでな」
俺がニッと笑顔を向ければ、紫音の顔がさらにまっ赤に染まった。