【Berry's Cafe版】やっぱり君にはかなわない〜花と光と奏でSS
知らなかった表情を見せられて、私の胸は高鳴るばかり…
"あんな艶めいた表情(カオ)…反則だよ……"
だから抵抗なんて出来るはずがないから、私は前言を撤回する言葉でちゃんと返事をした。
『それはオプションで。プレゼントは考えておきます』
なのに、
「お!?まさかの了承!?」
嬉しそうな、それでいて期待に満ちた表情と言葉が返ってきた。
『え?だって煌暉くんが今……』
「俺は“決まり”って言っただけじゃん」
『………………』
"そうだけど……その単語は出なかったけど……"
『ズルい』
だから私はむくれた顔で煌暉くんへ抗議の言葉を言った。
でも、
「それ、褒め言葉だから」
また、訳のわからないことを言われる。
「わかってると思うけど、そん時は紫音からの“路チュー”な」
『へ?』
"………ちょっと待って下さい。え?何?路チュー?"
煌暉くんの今の言葉で、私の頭の中はパニックになっていたのに、当の本人を見てみればまた口元を隠していた。でも今度はさっきとは違って笑いを堪(こら)えているのがわかり、その姿が私をからかっていることまでをも教えていた。
"あんな艶めいた表情(カオ)…反則だよ……"
だから抵抗なんて出来るはずがないから、私は前言を撤回する言葉でちゃんと返事をした。
『それはオプションで。プレゼントは考えておきます』
なのに、
「お!?まさかの了承!?」
嬉しそうな、それでいて期待に満ちた表情と言葉が返ってきた。
『え?だって煌暉くんが今……』
「俺は“決まり”って言っただけじゃん」
『………………』
"そうだけど……その単語は出なかったけど……"
『ズルい』
だから私はむくれた顔で煌暉くんへ抗議の言葉を言った。
でも、
「それ、褒め言葉だから」
また、訳のわからないことを言われる。
「わかってると思うけど、そん時は紫音からの“路チュー”な」
『へ?』
"………ちょっと待って下さい。え?何?路チュー?"
煌暉くんの今の言葉で、私の頭の中はパニックになっていたのに、当の本人を見てみればまた口元を隠していた。でも今度はさっきとは違って笑いを堪(こら)えているのがわかり、その姿が私をからかっていることまでをも教えていた。