台本置場
先輩の偏愛(男 : 1)
先輩「やぁ、どうしたんだい? こんなところで…………」
先輩「僕? 僕は、教室に忘れ物をしてね、取りに行こうとしたら君を見掛けたから、どうしたのかなと思って」
先輩「廊下でそんな泣きじゃくって……一体何があったの? 声、廊下全体に響いてたよ」
先輩「『彼氏に振られた』って……。…………こんなところで話すのもあれだから、僕の教室に行こう。廊下で泣いてたらみんなびっくりするよ?」
先輩「ほら、入っていいよ。今は君と僕しかいないし、 何も気にしないでさ」
先輩「僕の席に座りなよ。窓側のいちばん後ろだから眺めもいいし、きっと気持ちも落ち着くと思うんだ」
先輩「……君の彼氏ってさ、確かサッカー部のエースだったよね? どうして知ってるの、って顔してるね。だって、あんなにラブラブで献身的に尽くしてたら嫌でも耳に入るよ」
先輩「あ、別に君を責めてるつもりはないんだ。ただ、差し出がましいかもしれないけど、君と彼氏さんの間に何があったのか、教えてくれないかな」