ice-cold

哀しみ果てに

だいじょうぶ。
わたしは一人なんかじゃない…

学校だって普通に行け…
行けない…怖い…

わたしはテディベアのアイスを抱き締めて淋しさを偲んでいた。
手には彼からもらったアイスのネックレスを握り締めていた。

「淋しい…誰か…誰かと話たい…」

電話かけよ…
電話…わたし誰にかけるの?

頼れる人なんて…わたしには彼だけ…

あ…学校の屋上に行ったら蒼くんに逢えるかな…?

カチャッ

「あ…雨…」

最悪…






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