ice-cold
プルルルルプルルルル

あ…電話…どうせ学校からだろうな…

わたしはその電話には出なかった。

すると数分後。

プルルルルプルルルル

「また!」

しつこい先生だなー本当に!!

っと電話をとった。
すると…

「…美沙」

春也だった

「どうしたの?」

彼が電話を掛けてくるのは珍しい程でもない。

どうせ内容は「今日は帰らない」とか「残業だ」とかだろう…

「美紗…悪いな、今日は残業だ。」

ほらね、やっぱりそうだ。

「わかった」


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