ice-cold
「よし、いい子だ」

っとわたしの手を彼は撫でてくれた。
その手は冷たくて、でも暖かかった。

そしてマンションについた。

階段を登ったらわたし達の部屋。
階段を登っていると『カシャ』っという音がした。

「…この音…カメラの音?」

すこし音がこもっていたから携帯のシャッター音だろうか、
その音がかすかに聞こえた。

「どうした?はやく登れよ」

すごく嫌な予感がした。

部屋に入ると外よりすこし暖かかった。

「春也、いつケーキ食べるの?」

「夜…かな?」

「また夜~。でも楽しみはとっとく方がいいけどね!」



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