ice-cold
「美沙…どうした?気分悪いのか?」

「う…ううん…。何でもないよ、春也今日は仕事行かないの?」

「もう行かない…」

「え…」

「美沙がいるからいかない…」

春也…

「んっ…」

気持ち悪い…

「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる…」

このままじゃ…
赤ちゃんをおろすことも出来なくなるし、
彼にこのことがバレてしまう…

「美沙…」

春也…なんでそんなに優しいの?

前はもっと冷たかったくせに…

「美沙…もう、隠さなくていい。分かってるから…」

「え…」

「妊娠…してるんだろ?」

バレてしまった。





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