ice-cold
「こいつのおなかには、赤ちゃんがいます」

「「!?」」

みんなが驚いた。

「いるわよね?」

「…いない」

さすがにこのことが先生達にバレたら、
学校をやめることになる。

それはいやだ。でも…

「ふ~ん。じゃあ仕方ないわね?ね!みんな」

っとみんながニコっと笑って見せた。

何が始まるのかわからない。

「美沙…」

馨が心配してくれていた。

「…大丈夫だよっ」

精一杯の笑顔でそう言った。

「ちょっとこっちに来てくれる?」

わたしは行くしかかなった。






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