ice-cold
わたしは教室に入って窓側の一番端っこの自分の席に座った。
何故かは分からないけどみんなから見られてる気がした。

「えー城島さんが?」

「あり得なくない?」

「でも案外そうっぽくね?」

「俺もわかる!」

何…わたしのこと?

ま、まさか!!??

わたしが急いで向かった先は屋上。

「はぁはぁ…」

何故屋上に来たのか。
それは…

「どうしたの?美沙ちゃん?だいじょうぶ?」

蒼くんがあのこと知ってると思ったからだ。

「蒼…くん。はぁはぁ…蒼くんなんかわたしのことについてなんか言った?…」

「美沙ちゃんについて?何も言ってないよ?でも今日いい天気だから屋上に来てくれるかなって思ってさ!」

よかった…でもなんでクラスの人なんか様子おかしかったんだろ…




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