夫婦・・として
☆☆明日も来て
結斗は、毎日来てくれる
父親に驚きながら、うれしい気持ちも
あったが・・・・
父親が、さっき出て行った
鈴華達の姿を目で追っているのを見て
がっかりした・・気持ちも
少しはあるが‥‥
まさか・・と、言う気持ちの方が
でかかった。
あの母さん命の父さんが・・
‥‥まさか・・瞳子さん···?····
自分を心配したわけではなかったが
鈴華とも話してくれて
母さん以外に意識を向けてくれたことに
ほっとしたのとなぜか、嬉しかった。
親父は、見ていた俺に気づいて
ばつの悪い顔をしたから
俺は、おかしくて
クスクス笑った。
「なっ、なんだ、結斗。」
「クスッ、いやなんでも。」
「なら、いい。
俺も帰るな、明後日は迎えにくるから
時間を知らせろ。」
「ああ、ありがとう。
でも、明日も来て。」
「あした?なぜ?」
「うん?来てほしいから。
瞳子さんも来ると思うし。」
「なぜ、彼女の名前が出てくるんだ。」
「えっ、俺の主治医だから。」
「あーあ、来れたらな。」
と、言って親父は帰って言った。
多分、親父は、明日も来る。
瞳子さんは、どうなんだろう
神原先生もいるしな・・
俺は、夜に鈴華に電話して
その事を話した。
鈴華も驚いていたが
様子を見てみようとなった。
少し、複雑だが
皆が幸せになることが一番だから。