冷たい王子とチビな私
「...私しは、ずっと初恋の人を思い続けてた、それが竜斗くんだとわかって、ビックリしたけど、うれしかった...」
私は、赤い顔を隠すために俯きながら話し出した。
「だから...先無理矢理キスされた時、本当に怖かった。たこ焼きのときに意地悪されたことよりも、キスされたときの方が怖かった。」
彼に視線を向けると、申し訳なさそうな瞳をした。
『ごめ...「けど、私は...竜斗くんに好きって言われて、すごく嬉しい...///」
彼の謝罪に割り込んでおもいきって、言葉を発した。
「...だから、こんな私でもいいなら...付き合って...ください...!!!!」
目をギュッと閉じて、拳に力をいれた。
私は、この想いをどうやって伝えればいいのかなんてよくわかっていないけど...
今精一杯の想いを伝えた。