冷たい王子とチビな私
『...わかった。』
渋々承諾してくれた。
アイスを受け取り近場の公園ベンチに腰をかけた。この公園は初恋の人との思い出の場所。そこで他の男の子とアイスをたべるのか。。

ペロ

「..ふぁっ!.おいひいぃ!!」

そのアイスは形容し難いおいしさだった。

『そんなにそれおいしいの?』

じっとこちらを見た彼に、こくこくと頷いてみせた。

『...なら、1口ちょーだい。』
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