冷たい王子とチビな私
「なっ!!」

赤田くんは、なにすんだって顔をしている。
チラリと大石くんの方をみた。

「・・・ぁ。」

こりゃおこってる。
目がすわってるもん。

『...姫華。』

名前を呼ばれた瞬間体が硬直してしまった。

「な、な、なに?」

思いかり挙動不審になった。

ニコッ

彼の笑顔は〝わかってるよな?〟って顔をしていた。沢山の冷や汗がでてきた。

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