冷たい王子とチビな私
「もしもしひめぇー?どった?」
少しのコールの後凛々が電話にでた。
「あ、凛々?あの、明日と明後日デートなるものをするんだけど、服のアドバイスもらえな..」
「は?!まじ?りゅーとくんと?!」
凛々は声のトーンが少し上がっている。
「う、うん」
私は少し照れくさくて小声でいった。
「で、何時に待ち合わせなの?」
興奮気味に凛々が聞いてきた問にはっとした。
「...決まってない...。」
「は?!」
そういえばデートをすることで頭がいっぱいだったせいで、待ち合わせはきめていなかった。
「なら、今から電話できいてきな!」
「え、電話って...プツッ」
話きいてないし!!
...で、電話...?