冷たい王子とチビな私
キス騒動
皆さん。私は今ピンチです。
手には一つのたこ焼き。
目の前には口を大きく開けている、大石くん。
「...なに?」
恐る恐る彼にきいてみる。
『何って...食べさせて欲しいからくちあけてるんだよ。』
予想通りだが、顔が真っ赤になっていく。
「なっ!そんなのできるわけ!!」
全身で拒否した。
『え?できないの?』
「できません!」
『なら、キスする』
「は?」
は??...