オオカミ御曹司に捕獲されました
1、同級生で、同期で、御曹司の彼
今日は嬉しい定時退勤日。
毎月第一水曜日に開催される会社の同期会の飲み会を断り、会社を出ると2ブロック先の書店に向かう。
「あった!」
今日発売の少女漫画を手に取ると、カウンターへ行き素早く支払いを済ませた。
「ありがとうございました」
書店の店員がそう言って本の入ったビニール袋を手渡すと、私は頬を緩めた。
六月上旬ということもあって、空はまだ明るい。
あ~、すぐに読みたい。
四ヶ月もこの本の発売を待ったのだ。
待ちきれなくて近くのカフェに入り、奥のテーブルに座る。
ここなら会社から少し離れてるし、他の社員には会わないだろう。
毎月第一水曜日に開催される会社の同期会の飲み会を断り、会社を出ると2ブロック先の書店に向かう。
「あった!」
今日発売の少女漫画を手に取ると、カウンターへ行き素早く支払いを済ませた。
「ありがとうございました」
書店の店員がそう言って本の入ったビニール袋を手渡すと、私は頬を緩めた。
六月上旬ということもあって、空はまだ明るい。
あ~、すぐに読みたい。
四ヶ月もこの本の発売を待ったのだ。
待ちきれなくて近くのカフェに入り、奥のテーブルに座る。
ここなら会社から少し離れてるし、他の社員には会わないだろう。
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