オオカミ御曹司に捕獲されました
私……呪われてる?
私がボーッと突っ立っているのを不思議に思ったのか、後ろにいた杉本君が私の肩にポンと手を置いた。
「どうしたの?」
「ひょえ~‼」
突然肩に手を置かれ驚いた私は、奇声を上げながら飛び上がる。
いきなり私に触れないでくれますか、杉本君?
ビックリするじゃないの‼
「その反応……霊でも見えた?」
「……そうだね。邪悪なものに取りつかれたのかも」
杉本君という悪魔にね。
「俺がいるから大丈夫だよ。ほら、鍵貸して」
杉本君は私の手から鍵を奪う。
「あっ……」
私が呆気に取られている間に、杉本君は左手でガチャッと鍵を開けると私の手に鍵を返した。
私がボーッと突っ立っているのを不思議に思ったのか、後ろにいた杉本君が私の肩にポンと手を置いた。
「どうしたの?」
「ひょえ~‼」
突然肩に手を置かれ驚いた私は、奇声を上げながら飛び上がる。
いきなり私に触れないでくれますか、杉本君?
ビックリするじゃないの‼
「その反応……霊でも見えた?」
「……そうだね。邪悪なものに取りつかれたのかも」
杉本君という悪魔にね。
「俺がいるから大丈夫だよ。ほら、鍵貸して」
杉本君は私の手から鍵を奪う。
「あっ……」
私が呆気に取られている間に、杉本君は左手でガチャッと鍵を開けると私の手に鍵を返した。