オオカミ御曹司に捕獲されました
無意識でやってるんだろうな。
ホッとしながらも、杉本君に抱き締められて嬉しくなる自分がいる。
「学……」
愛おしげに杉本君の下の名前を口にしてみる。
寝てる本人には気づかれない。
杉本君を好きな事も、彼の下の名前を呼んだ事も……私だけの秘密だ。
このままもう少し……。
それくらい望んでもバチは当たらないよね?
杉本君の胸に頬を寄せゆっくりと目を閉じる。
彼の心音が子守歌代わりになったのか、しばらくすると私はそのまま優しい眠りに誘われた。
☆
ホッとしながらも、杉本君に抱き締められて嬉しくなる自分がいる。
「学……」
愛おしげに杉本君の下の名前を口にしてみる。
寝てる本人には気づかれない。
杉本君を好きな事も、彼の下の名前を呼んだ事も……私だけの秘密だ。
このままもう少し……。
それくらい望んでもバチは当たらないよね?
杉本君の胸に頬を寄せゆっくりと目を閉じる。
彼の心音が子守歌代わりになったのか、しばらくすると私はそのまま優しい眠りに誘われた。
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