オオカミ御曹司に捕獲されました
今朝、昨日着たピンクのを着ようとしたら、杉本君がブティックの紙袋を渡してきてビックリした。
『それシワになってる。今日はこれ着て行きなよ』
用意周到なのか、たまたまなのか……。
妹さんのために買ったと思ってたのにな。
後で洋服の請求書送られたらどうしよう?
昨日値札見た時、一着十万前後はしてたんだよね。
杉本君、私を破産させる気じゃないだろうか?
「話を誤魔化すんじゃない。メガネもチタンフレームのお洒落なのに変わってるし、急にお洒落に目覚めた訳でもないでしょう?」
絵里ちゃんがテーブルをバシッと叩き、私を睨む。
「……昨日はいろいろ……事故みたいなことがあってね。でも……大したことじゃないから……アハハ」
私は気まずくて絵里ちゃんから視線を逸らした。
『それシワになってる。今日はこれ着て行きなよ』
用意周到なのか、たまたまなのか……。
妹さんのために買ったと思ってたのにな。
後で洋服の請求書送られたらどうしよう?
昨日値札見た時、一着十万前後はしてたんだよね。
杉本君、私を破産させる気じゃないだろうか?
「話を誤魔化すんじゃない。メガネもチタンフレームのお洒落なのに変わってるし、急にお洒落に目覚めた訳でもないでしょう?」
絵里ちゃんがテーブルをバシッと叩き、私を睨む。
「……昨日はいろいろ……事故みたいなことがあってね。でも……大したことじゃないから……アハハ」
私は気まずくて絵里ちゃんから視線を逸らした。