拝啓、天国の君へ
秘密
やっと月曜になった。


いつもなら短く感じる日曜も、眠たい授業もすっごく長ーく感じた


早く駅に行きたくて、早く千尋に会いたくて・・・


6限目のチャイムが鳴ったと同時に教室を出た


学校からはそんなに遠くない駅まで走る


駅につく頃には髪はぐちゃぐちゃになっていた


ホームに入る前に待合室のガラスでササッと髪を直す


待合室を通り過ぎて奥の方へ行くと、いた。


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