拝啓、天国の君へ
本を読みながら寒そうに鼻を真っ赤にしてる


寒いなら待合室入ればいいのに・・・


「千尋!ごめんお待たせ!」


「いや、大丈夫!本読んでたから!」


「寒いなら待合室入って待ってればよかったのに・・・」


「うーん・・・待合室ってあんまり好きじゃないんだよなー・・・」


私がなんで?って聞くと千尋は秘密!って無邪気に笑うんだ。


「なんだそれ!」と私達は笑い合った


< 22 / 85 >

この作品をシェア

pagetop